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◆ボークの規定トップページ > ボークの規定アメリカ大リーグでは原則回数・時間無制限。しかし試合があまりにも長引いた場合や降雨等で試合続行不能になった場合はサスペンデッドゲームになることがある。 ただし2000年まではアメリカン・リーグだけ消灯ルール(現地午前1時(アメリカには4つの標準時帯がある)の時点で試合が続くと、次のイニングスに入らず、その攻撃が行われているイニングスの終了までは試合を続け、それでも同点の場合は原則翌日へのサスペンデッドゲーム)を実施していた。
日本のプロ野球では2001年から延長戦は12回まで時間無制限で開催される(ただし年度によって回数、時間制限のばらつきがある。セ・パ両リーグの記事掲載の「回数・時間制限」の項を参照されたい)。日本シリーズは第1戦から第7戦は15回まで/それ以降(第8戦以降)は決着がつくまで行うが、2007年から導入されたクライマックスシリーズまではセ・パ両リーグとも延長戦は12回まで時間無制限で統一され、引き分けによる再試合制度を廃止した。つまり天候の問題で開始が遅れても12回までは必ず行なわれる。 社会人野球はトーナメント制が多いため、ほとんどが回数無制限で行われるが、大会によっては時間制限で引き分け再試合、ないしはサスペンデッドゲームやタイブレークが採用されることもある。高校野球では、延長戦は現在15回までと定められている。春夏甲子園大会や夏の都道府県大会では引き分け再試合となる。「選手の体力は2試合分が限度」という理由により、1958年から延長戦は18回までと定められた。その後2000年から延長は15回に短縮された。 なお、軟式の高校野球においては予選や本選の決勝戦以外では、15回で決着が着かなければサスペンデッドゲームとしてそこで打ち切り、翌日16回から続きを行い、予選決勝と本選決勝は15回で決着が着かなければ引き分け再試合にする。オリンピックでは予選リーグ、決勝ラウンドを含めて延長は時間・回数とも無制限に行われる。しかし、北京オリンピックではタイブレークを使用し、延長11回以降は、無死一二塁で任意の打順から攻撃を始めるようにした。 ワールド・ベースボール・クラシックでは、2006年大会は予選リーグ(1・2次)については延長14回まで(時間制限なし)行われ、決勝トーナメント戦は延長の回数制限も無くなる。2009年大会はダブルエリミネート方式採用に伴い、13回以降のタイブレーク付き無制限延長を採用。 なお、引き分けの場合完全試合を含むノーヒットノーランの記録は公式な達成記録とは見なされず参考記録として扱われる。 軟式野球では、全国大会においては回数・時間とも無制限。決着が着くまで行われる。なお1つの球場で数試合予定されている場合はイニングに制限がつく。最終試合以前の試合が延長戦になり、何回か行ったが決着がつかない場合は、そのイニングで一旦打ちきり、他球場で継続して行うか、最終試合終了後同一球場で継続して行われる。なお県大会や支部大会では回数・時間に制限がつくが、付かない場合もある。 補回試合(ほかいじあい)は、投手が9イニング3分の0以上投げた時に記録される投手成績。またリリーフ投手の場合でも、9イニング3分の0以上投げれば記録される。日本プロ野球においての通算記録の1位は、金田正一の56試合。2位が若林忠志の42試合。シーズン最多記録は、1942年の林安夫の10試合である。 延長引き分け再試合規定 (高校野球) 高校野球における、日本高等学校野球連盟が定めた規定の一つで、延長15回迄に勝敗が決しなかった場合は、後日再試合を行うなどの決まりとなっている。高校野球の黎明期には試合を途中で打ち切るルールが存在せず、その結果1933年(昭和8年)の中京商対明石中延長25回試合などが生まれる結果となっていた。しかしその後も実に25年にわたって試合の延長回数が長くなった場合の打ち切りに関するルールが設定されるには至らなかった。 現在の延長引き分け再試合が設定されるきっかけとなったのは、1958年(昭和33年)、春季四国大会での板東英二の投球であった。この大会に徳島商業の投手として参加していた板東は、対高知商業戦で延長16回、翌日の対高松商業戦で延長24回をいずれも一人で完投、2日間で40イニングを投げた板東を見かねた高野連役員が本部に働きかけ、次のルールが制定された。 「延長18回を終えて引き分けの場合はその時点で試合を終了し、後日再試合を行う。」 板東は、この年の第40回全国高等学校野球選手権大会において、準々決勝の対魚津(富山)戦で延長18回引き分け再試合を演じ、奇しくもこの規定の初適用者ともなった。 18回から15回へ この"延長18回引き分け再試合"の規定は、以後40年にわたって適用され、数々の名勝負を生んできたが、1998年(平成10年)の第80回全国高等学校野球選手権大会の準々決勝でPL学園対横浜延長17回の試合が行われたのを機に、選手の健康管理の目的から、2000年の春から従来の18回から15回に変更された。また、変更されたのは延長のイニング数だけでなく、決着の方法も再試合以外の方法が規定された。[2]すなわち15回までに試合が決しなかった場合には 1.後日再試合を実施する(従来通り) 2.抽選によって上位進出チームを決定できる(新設) のどちらかを選択して上位進出チームを決定する、というものである。どちらを選択するかは(地方ごとの)主催連盟が決めることができる、とされているが、このうち抽選は「選抜高等学校野球大会ならびに全国高等学校野球選手権大会、同地方大会では適用しない」と明記されており、必ず後日再試合が行われる。例外として国民体育大会では「9回打ち切り引き分けとし、抽選制度を適用」とされている。 再再試合 再試合でもなお延長15回までに試合が決しなかった場合には、再再試合が行われる。全国高等学校野球選手権大会の地方大会においては、戦後一例だけ再再試合が記録されている
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