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◆野球場(グラウンド)の区画に関するルール

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野球のグラウンド

公式戦用のコート
各塁間の長さ 本塁から投手板までの長さ 本塁から外野フェンスまでの長さ
プロ野球・社会人・
高校・軟式・中学
約27.4m 約18.4m 約76.2m以上
理想は約97.5m以上


リトルリーグ 約18.3m 約14m 約61m以上
ボーイズリーグ 約22.9m 約15.4m 特に規定なし
軟 式 23m 16m センター85m/両翼70m

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野球場の区画:内野

【野球場の内野の区画は、一辺90フィート(27.431メートル)の正方形】
競技場によってはその形が様々ですが、内野は規格どおりに作ります。野球専門に作られた競技場ならともかく、草野球などで使う競技場は、必ずしも十分な広さがとれるとはかぎりません。河川敷などでは、広い敷地の四隅を使って四面の競技場を確保しているケースもあります。”ダイヤモンド”という形容詞がありますが実際は正方形なのです。 競技場で一番重要となるのは「内野の区画」です。どんな形の競技場でも、内野は90フィート(27.431メートル)平方の正方形が正式なルールです。

【スリーフットライン】
本塁と1塁の間にある「スリーフットライン」は、内野手と走者の交錯を避けるために設けられています。ここのルールについては後にに詳しく説明しますが、内野の区画の中では特別な部分とも言えます。 スリーフットラインは、本塁と1塁の真ん中から1塁方向への45フィートに3フィートを加えた48フィート(14.692メートル)の長さ、幅は名前のとおり3フィート(91センチメートル)です。

一塁線と平行にファウルグラウンド上に引かれた線がスリーフットラインである

野球場の区画:外野

【両翼まで320フィート(97.534メートル)以上が理想】
日本の競技場はほとんどが本塁を中心にきれいな扇型をしています。そのためか、私たちの頭の中には「野球場=左右均等の競技場}というイメージがあります。ところが、ご存知の方も多いでしょうが大リーグの競技場は各球場によって外野の形もフェンスの高さもさまざまです。 日本人的な発想からすれば「不公平じゃないか」と思うかもしれませんが、日米の文化の違いを感じさせる興味深い点です。

【フェンスまで250フィート(76.199メートル)以上】
外野は、1塁線および3塁線を延長したファウルラインの地域です。その大きさは、本塁からフェンスなどの境界まで250フィート(76.199メートル)以上必要と定められています。ファウル地域は、本塁もしくはファウルラインから60フィート(18.297メートル)以上。この大きささえ満たしていれば、形について特別な決まりはありません。野球規則(1.04)には、本塁から両翼(レフトとライト)まで320フィート(97.534メートル)、中堅(センター)まで400フィート(121.918メートル)以上あることが望ましいと記されています。これが理想のサイズです。

ウォーニングゾーンについて】
野球場において、外野フェンスに沿って引かれた線及びその線と外野フェンスとの間の領域をいう。アメリカではウォーニングトラック(Warning track)と呼ばれるが日本ではゾーンと呼ばれることが多い。ウォーニングゾーンを直訳すると「注意領域」となるように、これが設けられている理由は、打球を追う外野手に、外野フェンスが近づいていることを知らせるためにある。ウォーニングゾーンの設置は公認野球規則では義務付けられていないが、日本ではほとんどの球場でウォーニングゾーンが設けられている。その距離も球場によりまちまちだが、概ね外野フェンスから3〜5メートルをウォーニングゾーンとしている。

ウォーニングゾーンの設け方には大きく分けて2つある。

  • 「ここからウォーニングゾーン」を示すために白線を外野フェンスに沿って引いているもの
  • フィールドの種類を変えて注意領域に入ったことを示すもの

前者のデメリットとしては、繰り返し外野手がラインを踏むことによりラインが見えづらくなること(よって半恒久的に消えづらいラインを使用するなどの方策が必要)、後者のデメリットとしては、フィールドの種類が変わることから打球処理でイレギュラーバウンドすることや外野手が足を取られて転倒することがありえることが考えられる。 国内の球場においては、外野が天然芝でウォーニングゾーンを土にしている後者のパターンがほとんどである。フェンス際では日照時間が短く、芝の育成が難しいためと思われる。前者の例としては阪神甲子園球場が挙げられる。 また、人工芝球場では芝の色を自由にできるため前者の方式をデメリットなしに採用できるが、白線ではなくゾーン全体を土色にしている球場が多い。また、福井フェニックススタジアムは外野は天然芝なのに対し、ウォーニングゾーンは人工芝という珍しい球場である。いずれにしても、現代の野球において外野フェンスにはラバーが張られるなど安全策が講じられてはいるが、ウォーニングゾーンも外野手に警告を発する意味で重要な意味を持っている。

野球場の区画:ラインの幅

【ファウルラインに触れたボールはフェア】
ファウルラインやバッタースボックスの区画線など、競技場に引かれるラインは幅が3インチ(7.6センチ)と決められていて「湿りけのある石灰、またはチョーク、その他の白い材料で描く(野球規則1.04)ことになっています。7.6センチというと結構太いですが、これはラインをわかりやすくするためです。よくライン上はフェアかファウルかが問題となることがありますが、ラインはあくまで区画を構成している要素の一部ですから、ファウルラインの場合なら、オンライン(ラインに少しでも触れている場合)はフェアとなります。

【ファウルボールはラインの延長物】
ファウルラインと両翼の境界(フェンスなど)が交わる位置に立てるファウルポールはファウルラインの延長という扱いです。よって、ポールに当たったボールはフェアとなります。色については、「白く塗らなければならないが、判別の便宜上、他の色のものを用いてもよい」(規則1.04)となっています。


野球場の区画:ベース

【1塁.3塁ベースは完全に内野の中に置く】
野球では本塁ベースと3つの塁ベースを使います。本塁ベースは五角形の白いゴム板で一辺が17インチ(43.2センチ)の正方形を基本にしています。12インチの二辺の交点を1塁線と3塁線の交点に重ねて二辺と塁線が一致する位置に置き、表面が地面と水平になるように固定します。 各塁のベースは15インチ(38.1センチ)四方の正方形で、厚さは3〜5センチ(7.6〜12.7センチ)。以前はキャンバス地が一般的でしたが、最近はゴム製やウレタン製のものなどが主流です。1塁と3塁は完全に内野の中に入るように、2塁は2塁地点にベースの中心がくるように起きます。

【インプレー中にベースが動いたら!?】
草野球などで使う埋め込み式ではないベースは、インプレー中に動いてしまうことがあります。もし、ベースが定位置から離れたすきに次のランナーが進んできた場合は、元のベースが置かれていた地点に触れるか、またはその地点に留まれば、正規にベースに触れたこととみなされます。 また、ランナーがいったんベースに達した後、その衝撃でベースが動いてしまった場合は、守備側はランナーに対してプレーできません。つまり、ランナーはベースから離れていていてもアウトにならないので、動いたベースを慌てて追いかける必要はないのです。

【ピッチャーは投手板に足をかけて投球する】
ピッチャーが投球する位置には、投手板とマウンドを置きます。投手板(ピッチャーズプレート)は、24インチ(61センチ)×6インチ(15.2センチ)の白いゴム板で作ります。 ピッチャーはこの板に足をかけて投球しなければなりません。投手板から本塁までの距離は60フィート6インチ(18.44メートル)です。 実際のゲームでは、投手はプレートの前側(ホームベース側)に軸足を置きますので、直接プレートを踏むことはありませんが、ルール違反ではありません。

【昔はマウンドがなかった】
マウンドは、直径18フィート(5.486メートル)、高さ10インチ(25.4センチ)。中心から18インチ(45.7センチ)後方に投手板を置きます(中心ではないので注意)。 投手板の周囲は平らにして(5フィート×34インチ)、投手板の前方6インチから本塁に向かって6フィートの位置まで、1フィートにつき1インチの勾配(約8.3%)をつけます。実際のマウンドは、山の中心ではなく少し後方に位置することになります。後方の勾配については規定が無く、前方の勾配のみ共通ルールです。実はマウンドが作られたのは19世紀の終わりごろで、それ以前ピッチャーは平らな地面に区切られた「投球ボックス」から投げていました。高さが10インチに定められたのは1969年(日本は1988年)のことです。


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