野球場の区画:ラインの幅
【ファウルラインに触れたボールはフェア】
ファウルラインやバッタースボックスの区画線など、競技場に引かれるラインは幅が3インチ(7.6センチ)と決められていて「湿りけのある石灰、またはチョーク、その他の白い材料で描く(野球規則1.04)ことになっています。7.6センチというと結構太いですが、これはラインをわかりやすくするためです。よくライン上はフェアかファウルかが問題となることがありますが、ラインはあくまで区画を構成している要素の一部ですから、ファウルラインの場合なら、オンライン(ラインに少しでも触れている場合)はフェアとなります。
【ファウルボールはラインの延長物】
ファウルラインと両翼の境界(フェンスなど)が交わる位置に立てるファウルポールはファウルラインの延長という扱いです。よって、ポールに当たったボールはフェアとなります。色については、「白く塗らなければならないが、判別の便宜上、他の色のものを用いてもよい」(規則1.04)となっています。